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1920年代のローウエストベルト
筒型でくびれのないシルエットが流行した1920年代前半~半ば頃、低い腰位置で切り替えられたひざ下丈の画期的なワンピースが流行しました
少年のような細い体形で「ギャルソンヌ」と呼ばれた都会的な女性たちが身に着けたであろう、ローウエスト専用のベルトです
ストロー系のミックス編み素材にボタンというシンプルさが、モダンな意匠が最先端ともてはやされたアール・デコ期を象徴しているかのよう
この時代のベルト自体を見かけることが希ですので、実際着用されるのはもちろん、コレクターの方や服飾資料としても価値があると思われます
ボタンに若干の擦れやへこみがあります
色 オレンジ×黒×アイボリーにトマトレッドのボタン(おそらく琺瑯)
購入先 フランス
ウエスト(平置き×2) 94cm
幅 約1.8cm
この年代はローウエストで付けていたため長めですが、簡単な裁縫にてボタンの位置を変えるとベルトの長さは短くできます
ご注文の前に必ず特定商取引法をお読み下さい
店舗販売、また電話やメールでのお問い合わせで時間差で売り切れる場合がありますのでご了承下さい
ボタンに若干の擦れがあります
色 オレンジ×黒×アイボリーに黒のボタン(おそらく琺瑯)
1940~50年代頃のマフ
・・・MUFF(マフ)・・・
ファーまたは織物の両端の開いた円筒形の防寒具で両端から両手をそれぞれさし入れて用います
17世紀および18世紀に男女ともに人気があり、イングランドでは20世紀前半頃まで女性のみ使用しておりました
1940年代後半~1950年代の短期間に再流行しました購入先 フランス
リアルファー(イタチ系)
約20cm×24cm
多少の誤差はご了承下さい
両端に剥げあり
19世紀末~20世紀初頭頃のダストパン
ブレッドパン、もしくはダストパン等と呼ばれる所謂ちりとり的な役割のもので、テーブル上に置かれパンくずなどを集める用途で使われていました
本来ならばブラシとセットであることが多いのですが、こちらはダストパンのみの販売となります
アール・ヌーヴォー期らしい植物紋様が西洋と東洋の融合を思わせ、アンティークとしての風格が存分に感じられます
お手持ちのブラシと合わせてダストパンとして使われるも良し、装飾が美しいのでアクセサリートレーや壁にかけてオブジェとして飾られるのもよさそうです
おそらく真鍮ベースのシルバープレートで、経年によるくすみやプレートの剥がれでさえ儚げで厳粛な佇まいを感じさせます
購入先フランス
大きさ 約24cm×20cm
19世紀後半頃のカフス
サイズ 画像参照
ディスプレイ等に如何でしょう?
*ボタンは付属しません
*ペア(両袖分)で6800円です
アール・ヌーヴォー期のアッシュトレイ(灰皿)
19世紀末頃に欧州で巻き起こった、アール・ヌーヴォー様式の灰皿です
日本の浮世絵や蒔絵・着物に漆塗りなど、開国した日本独自の芸術はジャポニスムとして一世を風靡、西洋の文化芸術に多大なる影響を与えました
こちらは、見るからに浮世絵など日本の原風景からダイレクトに影響を受けたことが明白な図柄で、打ち寄せる波に朝日、日本髪で網をすくう女性などがモチーフとなっております
三方向から煙草を置く美しい形状は、西洋と東洋の融合が見事になされた芸術品と言えましょう
装飾が美しいので、灰皿としてはもちろん、アクセサリートレーやオブジェとして飾られるのもよさそうです
当時よく用いられたピューター(錫)製で、経年によるくすみや緑青さえ儚げで厳粛な佇まいを感じさせます
大きさ 定規との比較画像をご参照ください
アール・ヌーヴォー期のミニトレー
19世紀末頃に欧州で巻き起こった、アール・ヌーヴォー様式のトンボモチーフミニトレーです
こちらも、当時西洋にて好んでよく使われたトンボをモチーフとしております
トンボは日本古来から、前へ前へと飛び決して後退しない姿から「勝ち虫」として珍重されてきました
三匹のトンボがトライアングル状に美しく配され、西洋と東洋の融合が見事になされた芸術品と言えましょう
装飾が美しいので、アクセサリートレーとしてはもちろん、壁にたてかけてオブジェとして飾られるのもよさそうです
おそらく真鍮製で、経年によるくすみや緑青さえ儚げで厳粛な佇まいを感じさせます
アール・ヌーヴォー期のフレーム(額縁)
19世紀末頃に欧州で巻き起こった、アール・ヌーヴォー様式のフレームです
こちらは、見るからに水墨画など日本の原風景からダイレクトに影響を受けたことが明白な図柄で、縁起が良いとされる鳥:ツバメに流れ落ちる滝、麦に咲き乱れる花々などがモチーフとなっております
装飾が美しいので、フレームとしてはもちろん、アクセサリーをかけたりオブジェとして飾られるのもよさそうです
当時よく用いられたピューター(錫)製で、経年によるくすみさえ儚げで厳粛な佇まいを感じさせます
後ろ上部から絵などを差し込む方式で、フックは針金製です
大きさ 17×21.5cm
※ポストカードは付属しません
ヴィンテージのダストパン&ブラシセット
ブレッドパン、もしくはダストパン等と呼ばれる所謂ちりとり&ブラシ的な役割のもので、テーブル上に置かれパンくずなどを集める用途で使われていました
ブラシは紛失していることが多いのですが、こちらはセット販売となります
英国アンティーク銀製品の復刻らしい花鳥紋様が、ヴィンテージとしての風格を感じさせます
装飾が美しいのでアクセサリートレーや壁にかけてオブジェとして飾られるのもよさそうです
メタル製で、経年によるくすみやメッキの剥がれでさえ儚げで厳粛な佇まいを感じさせます
おそらく20世紀半ば頃の物かと思われます
エドワーディアン期頃のミニトレー
エドワーディアン(Edwardian)とは、ヴィクトリア女王の息子エドワード七世の治世(1901~1910年)を指し、その時代に生まれた文化スタイルをエドワーディアン様式と呼びます。
ロマンティックなヴィクトリアン様式に対し、貴族的かつ端正でどこかマスキュリンな印象を持つエドワーディアン様式は、短い治世ではありましたが現代においても人気が高いです。
こちらは、角ばった縁取りにあざみでしょうか、厳粛さを感じさせるレリーフが大変美しいミニトレーです。
鍵やアクセサリーなどを置かれるもよし、ショップなどでカードを置くトレーとしてお使いになるもよし、オブジェとしても静かなる存在感を放ちます
おそらくこの時代ならではで銀を配合していると思われますが、刻印等がなく不明瞭なため、お値段に反映しております
金属のくすみや緑青なども含め、良い佇まいとなっております
ある程度は当方でも磨いておりますが、磨きの風合いにお好みがありますので現状渡しと褪せて頂きます
大きさは定規との比較画像をご参照ください