(全商品:356点)
1800年代後期頃のフローレンスモザイク(ピエトラ・デュラ)ブローチ◆フローレンスモザイクとは…大理石をベースに、板状薄くスライスした貴石を色の濃淡により重ねて象嵌し、絵柄を描き出す技法。16世紀後半のフィレンツェで発達、1870年代頃に人気の絶頂期を迎えたといわれる超絶技巧ヴィクトリア女王統治下の1837~1901年は、産業革命等により英国の繁栄めざましき時代。そんなヴィクトリア期には、高度な美術・工芸品が数多く生み出され、欧州の貴族はじめ富裕層たちはこぞってフィレンツェにモザイク製品を発注し、自らの富と権力を装飾品に反映させました
こちらのブローチは表面の傷も少なく、一厘の白い花とつぼみがバランスよく配されたエレガントなモチーフで、厳粛な佇まいが感じられる逸品
葉の部分の色のグラデーション等は、まさに絵画ではないかと思われるほどの美しさで、ジャケットやブラウスの胸元を品よく彩ってくれます
当時は、金を使った台座が多かったようですが、刻印がないものも多く、こちらも台座素材が定かではありませんのでお値段に反映させております
ピンはC型クラスプ、ピンがブローチよりも長いことからヴィクトリアン期の物であることが推察されますご使用にならない際は、小さなフレームに額装などされて、お部屋の彩りとしてもいかがでしょうか
購入先 フランス
大きさ 約3.5cm×3cm
多少の誤差はご了承下さい
裏表、小さな傷(擦れ?)はありますが、亀裂等致命的なダメージはなく、経年の割には綺麗な状態を保っている方かと思います
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店舗販売、また電話やメールでのお問い合わせで時間差で売り切れる場合がありますのでご了承下さい
アンティーク
19世紀後半頃のアイボリーブローチです
・・・カーブドアイボリー・・・
カーブドアイボリーは、ドイツとスイスの国境を接する山間地の村で作られているので当時の家内制伝統手工業だったようですカーブドアイボリーにはドイツ中心に作られた森の中の鹿、馬、犬などを彫ったとても繊細な彫りの物と、主にフランスで作られた花のモチーフの物があります
現在では入手困難な象牙を用いた、再現が難しい繊細な彫りのブローチです
材質 アイボリー
購入先 フランス大きさ 約4.5cm×3.5cm多少の誤差はご了承下さい
補強の為、金具のみ20世紀初頭頃に取り付けられたようです
右側の犬の首がかけておりますので、お値段を抑えております
19世紀末頃の懐中時計用チェーン
世界的に名高い時計の聖地:スイス… その国境にほど近い時計の精密機器を製造するフランスの城下町にて、アンティーク懐中時計等を扱うディーラーから買い付けました
おそらくシルバーベース、ヴィクトリア末期らしい荘厳さの中に漂う独特のゴシック感が堪りません
スライドするモチーフフェイス両面にはエナメル(七宝焼き)が埋め込まれ、ロマンティックな表情を見せております
19世紀末当時において懐中時計を持つのは男性の社会的ステイタスであり、その付属品であるウォッチチェーンは持ち主の美意識を反映するものと言えましょう
コレクションとして、またユニセックスにて実際にお使い頂けるかと思われます
※本商品以外は付属しません
◇商品について◇
おそらく英国製
年代:推定19世紀末頃
購入先:フランス
材質:シルバー(現地ディーラー曰く)に淡い水色ベースに、鶯色とピンク系のバラ模様のエナメル
長さ:約32cm
モチーフの大きさは定規比較画像にてご確認ください
◇コンディション◇
モチーフ一つの両面端にエナメルの欠けがそれぞれ一か所ずつあります
1940年代のベークライト製馬ブローチ
現在、ベークライトやミルクストーン等のオールドプラスティック製装飾品の価格はどんどん高騰しております
その中でも、こちらはコレクターの中で人気の高いホースモチーフ
赤茶色に手綱のメタルがシックで日本人の肌色にも馴染みやすいと思います
勇壮さの中にもどこか感じられるコミカルな表情に、アメリカのユーモラスな国民性がよく現れたデザインです
たてがみのカーヴィングや、古美色の金具など細かな細工が凝った逸品です
材質 アメリカンベークライト
カラー 赤茶
大きさ 約6.5cm×5.5cm多少の誤差はご了承下さい
コンディション
留め具の針が若干曲がっておりますが、留めるのに支障はありません
こっくりとしたバタースコッチ色に手綱のチェーンが日本人の肌色にも馴染みやすいと思います
手綱を引っ張られたであろう瞬間の表情がコミカルで、アメリカのユーモラスな国民性がよく現れたデザインです
手彩色の箇所や、古美色の金具など細かな細工が凝った逸品です
カラー バタースコッチ(キャラメル)×黒
大きさ 約7.5cm×5.5cm多少の誤差はご了承下さい
黒い彩色部分に若干の剥げあり
1800年代後期頃のローマンマイクロモザイクブレスレット◆ローマンマイクロモザイクとは…色ガラスの棒をカットしてベースのオニキスを彫り、下に松ヤニを入れ暖めながらガラス片をその形に合うよう削って詰め、松ヤニが冷えると固定されることで生まれる技法。16世紀後半のイタリアで発達、1870年代頃に人気の絶頂期を迎えたといわれる超絶技巧
ヴィクトリア女王統治下の1837~1901年は、産業革命等により英国の繁栄めざましき時代。そんなヴィクトリア期には、高度な美術・工芸品が数多く生み出され、欧州の貴族はじめ富裕層たちはこぞってイタリアにモザイク製品を発注し、自らの富と権力を装飾品に反映させました
ローマンモザイクというと、ブローチとして作られたものが圧倒的に多いのですが、こちらは非常に現存数の少ないブレスレットです
ブルーや白の花束がそれぞれのモチーフ中央に配され、職人によるハンドクラフトのため一つずつの花束が絶妙に異なるのもまた、趣深さを感じます
黒にブルーと白、銀古美のコンビネーションが大変エレガントで、身に着ける方の手首を品よく華奢に彩ってくれます
当時は、金を用いた台座が多かったようですが、刻印がないものも多く、こちらも台座素材が定かではありませんのでお値段に反映させております
留め具を差し込むと表からは繫ぎ目がわからなくなる細かな細工で、金具部分の彫りのデザイン様式からヴィクトリアン期の物であることが推察されます
ご使用にならない際は、トレイに乗せたりなどしてお部屋の彩りとしてもいかがでしょうか
モチーフの大きさ 約1.9cm×2.4cm
長さは画像をご参照ください
6個中2個(うち1個は裏も)、オニキス部分に画像のようなひび、亀裂があります
今すぐ割れるような状態ではありませんが、お取り使いにはご注意ください
小さな傷(擦れ)もありますが、致命的なダメージはなく経年の割には綺麗な状態を保っている方かと思います