1940年代の頃のミルクストーン製ブローチ
南仏では、セミは裕福・幸運の象徴として知られており、装飾品やオブジェとして人気があります
大振りなセミがブローチになっているさまは少々シュールにも思えますが、1930~40年代ファッション好きには堪らないのはないでしょうか現在、ベークライトやミルクストーン等のオールドプラスティック製装飾品の価格はどんどん高騰しております
ミルクストーン特有の滑らかさ、こっくりしたバタースコッチ色が現代のプラスティックにはない趣を感じさせ、粋です
ミルクストーン(ガラリット、ガラリス)・・・古い合成樹脂の一種で、牛乳に含まれるカゼインを原料に作られることから、独特のマーブル状の濁りが生まれ、近年その鈍い光沢から人気が高まっております
アメリカではフェノール樹脂のベークライトと区別しフレンチベークライトと呼ばれることもあります
◇商品について◇
購入先:フランス
材質:ミルクストーン(ガラリット)
カラー:ややオレンジ味を帯びた黄色(山吹色?)
大きさ:約8cm×3.5cm多少の誤差はご了承下さい
◇コンディション◇
目の部分の塗料が剥げております