1800年代後期頃のフローレンスモザイク(ピエトラ・デュラ)ブローチ◆フローレンスモザイクとは…大理石をベースに、板状薄くスライスした貴石を色の濃淡により重ねて象嵌し、絵柄を描き出す技法。16世紀後半のフィレンツェで発達、1870年代頃に人気の絶頂期を迎えたといわれる超絶技巧ヴィクトリア女王統治下の1837~1901年は、産業革命等により英国の繁栄めざましき時代。そんなヴィクトリア期には、高度な美術・工芸品が数多く生み出され、欧州の貴族はじめ富裕層たちはこぞってフィレンツェにモザイク製品を発注し、自らの富と権力を装飾品に反映させました
こちらのブローチは表面の傷も少なく、一厘の白い花とつぼみがバランスよく配されたエレガントなモチーフで、厳粛な佇まいが感じられる逸品
葉の部分の色のグラデーション等は、まさに絵画ではないかと思われるほどの美しさで、ジャケットやブラウスの胸元を品よく彩ってくれます
当時は、金を使った台座が多かったようですが、刻印がないものも多く、こちらも台座素材が定かではありませんのでお値段に反映させております
ピンはC型クラスプ、ピンがブローチよりも長いことからヴィクトリアン期の物であることが推察されますご使用にならない際は、小さなフレームに額装などされて、お部屋の彩りとしてもいかがでしょうか
購入先 フランス
大きさ 約3.5cm×3cm
多少の誤差はご了承下さい
裏表、小さな傷(擦れ?)はありますが、亀裂等致命的なダメージはなく、経年の割には綺麗な状態を保っている方かと思います
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